自然遺産ではなく、文化遺産として04年に登録された『高句麗壁画古墳展』に行きました。高句麗時代の遺跡である石室封土墳内の壁画には、当時の文化や思想などが描かれています。共同通信社が創立60周年の記念事業として、この壁画を取材して、模型やパネルで紹介しています。古墳の主の一つは、当時のお金持ちの人だったそうですが、馬や雇い人の行列などが、鮮明に描かれていました。高松塚やキトラにも描かれている女性の服装や持ち物が同じでした。日本画家の平山郁夫さんが、最初にこれを見て、後年、飛鳥で見つかった古墳群の壁画と同じ事に驚いたそうです。平山さんが世界遺産に推挙したようです。取材の様子は短いビデオで紹介されていましたが、TVなどでも放映されるといいと思います。行ってみたくなります。この時代は、広開土王の治めていた頃で、来年の韓国のTV大河ドラマでは、ペ・ヨンジュン主演でこの時代劇が放送され、世界何カ国かでも同時放送される予定らしいです。(2005-8-16国際交流基金フォーラム1階)
展覧会のちらし ツインタワーの入口
詳しくはこちら高句麗壁画古墳展
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by kokoniikimasita
| 2005-08-17 06:54
| 展覧会
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